CATOのDavidに誘われ、
今日は昼からCATO Instituteに。
そこでのインターンたちのディスカッションがあるので
参加してみないかということだった。
昼の12時からだったので昼食は抜きで行った。
到着し入り口で待っていると人がぞろぞろと人が降りてきた。
社員の人たちが何か会議をするらしく
一階にあるガラス張りの会議室に集まった。
まもなく、Davidが現れ、
ここのインターンコーディネーターを紹介してもらった。

ディスカッションが終わったら上まで来てくれといわれ、
あの社員ばかりの会議室に案内された。
インターンだけじゃなかったの?
と思いきや彼らがインターンだった。

確かに若い人もいるが見た目は30以上がほとんどという感じだった。
席に着き、隣にいたその老けたインターンと話をした。
ここにいるインターンは合計16人で、
インターナショナルは2,3人といった感じ。
人種はみな白人。
インターンだけでなく私が見た限りでは
ここにいる人はみな白人なようだ。
毎週資料を渡されそれについて話し合うという形で、
ちょうどLIのやり方と同じだ。
しかし、なんというか、
よりフィロソフィカルな印象を受ける。

話を進行するのはTom Palmer。

オックスフォード大学やIHSで特別研究員をしていたひとで
(他にいろいろと経歴はあるが)
Davidが彼を最も頭が良い同僚だと評しているほどだ。
その資料もオックスフォードで使っているものを使っていた。
話し続けて2時間半。
三十分時間が延び、
その後インターンたちと少し話した。
どうやら彼らはLIを知らないらしい。
LIの説明をするのに一苦労だった。
まあ彼らはコンサバではなくリバタリアンなので仕方ないのかも・・・。
インターンの1人がDavidのオフィスまで案内してくれた。
場所は一番上の階の角の部屋。
部屋に入るなり快く向かえてくれた。
が、その部屋の汚さには驚かされた。
あまりの汚さにこちらが止まってしまうほどだった。
書類は床に散らばり、
机自体紙で覆われていてまったく見えない。

ここでどうやって仕事するのだろうか・・・。
ちょこんとしたいすに座り会話を始めた。
JTRでのこと。LI,LIJのことなど結構真剣に聞いてくれた。
後ろに飾っていたバリーゴールドウォーターのポスターの話をしたら、
モートンの話まで出てきた。

「64年は、彼はとても若かったんだよ。
俺はガキだったけど・・
そのころの話をするとモートンは止まらないだろう?」
どうやらモートンをよく知っているようだった。
またBIGドナーのチャールズ・コークの話しもしてくれた。
彼曰く、まずは大きなドナーを見つけることからはじめるべきだ!!

といっていました。
そして、話が終わったときに
「できることがあればなんでも相談してくれ。
アメリカ滞在中に時間があったら、
ここの会議に参加してみなさいね」
と,とても優しい言葉をいただいた。

部屋にはLibertarianism :A primer
のポスターが貼ってありその下には
他言語で訳されたその本がずらりと並んでいた。
ちなみに、今度はそのテープがスペイン語で訳されるのだよ
と自慢げに語っていた。


アメリカのリバタリアンとは共和党における
経済的保守と近い考えを持っているが、
社会的保守を持ち合わせていない。
どちらかというと社会問題に対しては
民主党側の意見を持っている。
いわば彼らリバタリアンは、
両党の間を狭い狭い「ほっといてくれ」と叫んでいる人たち。
なのだとおもう。
のですがどうでしょう?
posted by ひろっき at 13:17| ワシントンDC ☁|
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