さて朝食かと思いきやなかなかその準備をしている感じがない。
結局11時に食事になった。
いわゆるブランチだ。
バナナ入りパンケーキとベーコン、スクランブルエッグ。

パンケーキはモートンが作ってくれたのだがなかなかおいしかった。
ここにお客が来ると毎回朝食はパンケーキらしく
そのたびに中身が違うらしい。
朝食を終えると、誰か撃ちたい奴いるか?
といってピストルを持ってきた。
日本ではなかなか打てない(打てない)のでやってみた。
むずかしい。
なかなか的の中心に当たらない。
その後、ハイキングに行こうと車で近くの川に連れて行ってくれた。
その場所は山のそのまた上にあり、
その道のりは、舗装されていないため
いたる所に穴が開いていたりして、
車がまるで踊っているように揺れた。
あまり人が入らないところらしく、
その川も自然がそのままといった感じですばらしかった。
なにか田舎の風景に似ていて、
アメリカにいることを忘れさせた。

車の中ではなぜかモートンが「ヒロ隣に来い!」
といっていつも助手席に座っていた。
(私のアメリカでのニックネームは、ヒロです。
ひろきだといいづらいようなのでHEROのヒロだといって、通している。)

昼食を済ませ、次は少しはなれたところにある
鍾乳洞を見に連れて行ってもらった。
何もないところにぽつんとその場所はあった。
しかし、日曜ということもあってすでにしまっていた。
モートンが交渉してくれていたのだがどうしてもだめだといわれ、
仕方なく隣にあったクラシックカーミュージアムにいった。
小さな建物だったのだが、
入ってみると意外に広くその中にはたくさんの車が展示してあった。
世界で最初の車とかも・・・

彼の兄弟の中にレースの車を整備している人がいるのだが、
彼もこの場所に来たときに予想以上の数と、
珍しさに一日中いたそうだ。
車の中で隣に座っていたので
いろいろな話をすることができた。
そして貴重な話も聞くことができた。
彼は、過去日本に一日だけ来たことがある。
1976年?に台湾に来たときに日程を調整し、
かえりに日本によったのだ。
「ホテルで高い料金出したのに関わらずなんだあの小さな部屋は?」
とか「地下鉄のあのきれいさには驚いた」といっていた。
東京にだけ滞在していたのだが、
銀座やどこかのお寺にも足を運んだようだ。

4月23日のLeadership Institute Japanの開校の話を切り出すと、
なんだそれ?と言われてしまった。
一年前に代表が訪れたときのことは、
あまりよく覚えていないようで、
そこからすべてを説明することになってしまった。

そしてそのときに訪日してもらいたいということを伝えたが、
あまりいい返事を聞くことはできなかった。
来られないという返事ではなかったので
これからも交渉を続ける必要があるだろうが、
どうもスケジュール的に難しいらしい。
7月くらいには確実に来られるといっていたのだが、
ぜひとも彼には4月23日には来てもらいたいものだ。
明日彼は、韓国に出発してしまう。
帰ってくるのは来月の10日なので直接話ができない。
痛い。
